A1Z26 暗号とは
A1Z26 は、英単語を数字に変えるいちばん素直な方法です。各アルファベットが、アルファベット順の位置を表す数字になります。
| A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
「Hello」は 8、5、12、12、15 になります。パズル本、脱出ゲーム、ジオキャッシング、宝探しゲーム、そしていくつかの海外アニメのエンドクレジットにも登場します。子どもが暗号の仕組みを学ぶ最初の一歩としても便利です。
対象は英語のアルファベット26文字だけです。日本語の謎解きで使う場合は、答えをローマ字にしてから変換してください。
ツールの使い方
- 左側の「テキスト」欄にメッセージを入力します。右側の「数字」欄に数字が表示されます。
- デコードするには、「数字」欄に数字を貼り付けます。左側にアルファベットが表示されます。
- 「文字の区切り」で、文字と文字のつなぎ方を選びます。
- ハイフン:8-9
- スペース:8 9(単語は / で区切る)
- カンマ:8,9
- ドット:8.9
- どちらかの欄の上にある「コピー」でコピーし、「クリア」でやり直せます。
エンコードするとき、単語と単語の間は半角スペース1つで区切られます。文字の間をスペースにした場合は、単語の終わりがわかるように、単語の間がスラッシュになります。改行はそのまま残ります。
! や ? のようにアルファベットではない文字は、その位置に1つの項目として残ります。そのため Hi! は 8-9-! になり、デコードすると HI! に戻ります。ひらがななどの日本語の文字も同じ扱いで、変換されずにそのまま残ります。
変換例
以下は、このページのツールで作成した結果です。
| テキスト | 文字の区切り | 数字 |
|---|---|---|
| Hello World | ハイフン | 8-5-12-12-15 23-15-18-12-4 |
| Hello World | スペース | 8 5 12 12 15 / 23 15 18 12 4 |
| Code | カンマ | 3,15,4,5 |
| I love you | ハイフン | 9 12-15-22-5 25-15-21 |
| Happy birthday | ドット | 8.1.16.16.25 2.9.18.20.8.4.1.25 |
| Hi! | ハイフン | 8-9-! |
逆方向の例です。
| 数字 | デコード結果 |
|---|---|
19.5.3.18.5.20 |
SECRET |
20 8 5 / 5 14 4 |
THE END |
3,15,4,5 |
CODE |
27-1-2 |
[27]AB |
最後の行は、1 から 26 の範囲外の数字がどうなるかを示しています。文字にはなり得ないので、角かっこで囲んで残します。
デコーダーによる数字の読み取り方
デコーダーは、貼り付けた形式に柔軟に対応します。
- テキストのどこかにスラッシュがあれば、スラッシュで単語を、スペースで文字を区切ります。
- スラッシュがなければ、スペースで単語を区切り、単語の中の文字はハイフン、カンマ、ドットで区切ります。
- 1 から 26 の数字はそれぞれ大文字のアルファベットになります。それ以外はそのまま残ります。
これが大切なのは、A1Z26 には区切りがないと読み方が定まらないという弱点があるからです。1 2 は AB ですが、12 は L です。メッセージを書くときは必ず数字の間に何か区切りを入れてください。そうしないと、読む人が推測するしかなくなります。
よく見かけるバリエーション
謎解きの作者は、ルールを少し変えることがよくあります。次のようなものに注意してください。
- 逆順のアルファベット。 後ろから数えて、Z を 1、A を 26 とするパズルもあります。解くときは、27 から各数字を引いて、その結果をここでデコードしてください。
- 0 始まり。 プログラマーは A = 0 から数えることがあります。先に各数字に 1 を足してください。
- ずらしとの組み合わせ。 数字にする前に、シーザー暗号でずらしてある場合があります。ここで数字をデコードしてから、シーザー暗号のページでずらし幅を試してください。
- 2桁にそろえた数字。 01、02 のように書くパズルもあります。デコーダーは 05 を 5 として読むので、そのままで使えます。
制限
A1Z26 は学習用・謎解き用の符号で、暗号化ではありません。すべての数字が 1 から 26 に収まるのでパターンを見抜きやすく、鍵もアルファベット順だけです。個人的な情報を守るためには使わないでください。
変換されるのは英語のアルファベット26文字だけです。é のようなアクセント付きの文字や、ほかの言語の文字はそのまま残ります。全角のアルファベット(Hi など)も変換されないので、半角で入力してください。
そのほかの方法
Excel や Google スプレッドシートでは、=CODE(UPPER(A1))-64 でセル A1 の1文字の番号が、=CHAR(B1+64) でセル B1 の数字に対応する大文字が得られます。単語全体を変換するには、1文字ごとに1つのセルが必要です。
JavaScript では、次の1行でフレーズを変換できます。
'Hello World'.toUpperCase().split('').map(c => c >= 'A' && c <= 'Z' ? c.charCodeAt(0) - 64 : c).join(' ')
これは 8 5 12 12 15 23 15 18 12 4 を返します。元のスペースがあった場所は間隔が広くなります。
関連ツール
アルファベットを番号にするのではなくずらす暗号なら、シーザー暗号や ROT13 を試してください。英単語のつづりを声ではっきり伝えるには、NATO フォネティックコード変換を使ってください。