タイトルケースとは
タイトルケースは、英語の書籍、映画、曲、記事の題名や、多くの見出しで使われる大文字の書き方です。重要な単語は大文字で始め、短いつなぎの単語は小文字のままにします。「Gone with the Wind」や「A Tale of Two Cities」はどちらもタイトルケースで書かれています。
日本語には大文字・小文字の区別がないため、英語の見出しを書くときに「どの単語を大文字にするか」で迷う人は少なくありません。英語のブログタイトル、プレゼン資料の見出し、論文や書籍の英文タイトルを整えたいときに、このタイトルケース変換ツールを使えば一度で正しい形にそろえられます。
このツールが従うルール
タイトルを貼り付けると、入力欄に入った時点で自動的に変換されます。適用されるルールは次のとおりです。
- 最初と最後の単語は大文字にする:品詞に関係なく大文字で始めます。
- 主要な単語はすべて大文字にする:名詞、動詞、形容詞、副詞、代名詞が対象です。「is」や「be」のような短い動詞も含みます。
- タイトルの途中にある短い単語は小文字のままにする:a、an、and、as、at、but、by、en、for、if、in、nor、of、on、or、per、so、the、to、up、via、vs、yet。
- コロンの後は大文字にする:サブタイトルが大文字で始まるようにします。
- ハイフンでつないだ語は最初の部分を大文字にする:「On-Call」や「Step-by-Step」のようになります。
1行ごとに別のタイトルとして扱われます。見出しのリストをまとめて貼り付けて、一度に変換することもできます。
変換例
| 入力 | 出力 |
|---|---|
| the lord of the rings | The Lord of the Rings |
| a beginner’s guide to the stock market | A Beginner’s Guide to the Stock Market |
| star wars: the empire strikes back | Star Wars: The Empire Strikes Back |
| WHAT ARE YOU WAITING FOR | What Are You Waiting For |
スタイルガイドによる違い
英語の主なスタイルガイドは、基本的なルールでは一致していますが、前置詞の扱いが異なります。
- AP(ニュース記事):前置詞の「with」や「from」も含め、4文字以上の単語はすべて大文字にします。
- APA(学術論文):同じく4文字以上の単語を大文字にします。
- Chicago(書籍):「between」のような長い前置詞も含め、前置詞はすべて小文字にします。
- MLA(人文系):Chicago と同じ考え方です。
このツールの出力は、そのままで AP と APA に合っています。Chicago や MLA に従う場合は、変換後に長めの前置詞を確認してください。
手作業で確認したいポイント
このツールは、ルールを適用する前にいったんすべてを小文字にします。そのため大文字で入力されたタイトルも直せますが、略語や独特な表記のブランド名は見直しが必要です。たとえば「nasa」は「NASA」に、「Iphone」は「iPhone」に直してください。
また、変換の対象はアルファベットだけです。日本語の文字はそのまま残るので、「Chapter 1 はじめに」のような日英混じりの見出しでも英字部分だけが変換されます。
タイトルケースが使われる場面
- ブログ記事やニュース記事の見出し
- 書籍、映画、アルバム、曲のタイトル
- YouTube 動画やポッドキャストのエピソードのタイトル
- メールの件名
- レポートやプレゼン資料の見出し
本文や、アプリの画面上の文言などには、センテンスケースの方が適しています。