ボタンなしで X の文字を太字・斜体にする
通常の X アカウントでは、投稿はプレーンテキストとして表示されます。投稿画面に太字や斜体のボタンはないので、強調したいときは文字そのものを変えるしかありません。あらゆる端末が使う文字の規格 Unicode には、数学用に作られた太字、斜体、等幅、黒板太字(ダブルストラック)、筆記体のアルファベットが含まれています。これを投稿に貼り付けると、どの読者の画面でもそのスタイルで表示されます。
このページではそうした文字を作るだけでなく、多くのフォント変換ツールが教えてくれないこと、つまり文字数の上限をどれだけ使うかも表示します。
変換されるのは英字(と一部のスタイルでは数字)だけです。日本語の文字はそのまま残るので、日本語の投稿の中で英単語だけを太字にする、といった使い方ができます。
各スタイルの下にあるカウンター
おすすめのスタイルにはそれぞれ、X で何文字分としてカウントされるかを示す行があります。これが大切なのは、X がすべての文字を同じようには数えないからです。
X は文字ごとに重みを付けています。通常の英字、数字、記号など、よく使われるアルファベットの文字はほとんどが重み1です。Unicode の後ろの方にある文字は重み2になり、ここで作る太字や斜体の英字もこちらに入ります。絵文字も1つにつき2です。
| テキスト | スタイル | X でのカウント |
|---|---|---|
| A thread on fonts | 通常 | 17 |
| 𝗔 𝘁𝗵𝗿𝗲𝗮𝗱 𝗼𝗻 𝗳𝗼𝗻𝘁𝘀 | サンセリフ太字 | 31 |
| 𝔸 𝕥𝕙𝕣𝕖𝕒𝕕 𝕠𝕟 𝕗𝕠𝕟𝕥𝕤 | 黒板太字 | 31 |
| 𝗕𝗿𝗲𝗮𝗸𝗶𝗻𝗴 | サンセリフ太字 | 16 |
| 𝘖𝘱𝘪𝘯𝘪𝘰𝘯𝘴 𝘢𝘳𝘦 𝘮𝘺 𝘰𝘸𝘯 | サンセリフ斜体 | 35 |
スペースは変換されないので1のままです。実際には、すべて装飾した投稿に入る単語数は、通常の投稿のおよそ半分になります。スタイルが280を超えると、カウンターが警告に変わります。
なお、ひらがな、カタカナ、漢字も X では1文字が重み2として数えられます。日本語だけの投稿が140文字までなのはこのためです。このカウンターも同じ計算をしているので、日本語と装飾した英字が混ざった投稿でも、そのまま目安になります。
使い方
- 「テキスト」欄に、投稿、自己紹介、表示名を入力します。
- 上部のおすすめスタイル(サンセリフ太字、サンセリフ斜体、等幅、黒板太字、太字筆記体)を確認します。それぞれの下にカウントが表示されます。
- 使いたいスタイルの横の「コピー」を押し、X に貼り付けます。
- ほかの見た目を試したいときは「その他のスタイル」までスクロールします。そちらにも「コピー」ボタンがありますが、カウンターはありません。長い文章はまずおすすめスタイルで確認してください。
- 「クリア」で入力欄を空にできます。
X のどこで使えるか
| 項目 | 上限 | 装飾した文字 |
|---|---|---|
| 投稿 | 通常アカウントで280 | 使えるが2倍でカウント |
| 表示名 | 50 | 使える |
| 自己紹介 | 160 | 使える |
| ユーザー名(@name) | 4〜15文字の英字、数字、アンダースコア | 使えない |
表示名の場合、重みの関係で装飾した英字25文字で欄がいっぱいになります。短い名前がおすすめです。
スタイルの選び方
- サンセリフ太字は X の標準書体にいちばん近い見た目です。見出しやスレッドの1行目に最適です。
- サンセリフ斜体は、引用、書名や映画のタイトル、補足に向いています。
- 等幅はコードのように見えます。コマンド、ファイル名、バージョン番号などに便利です。例:𝚗𝚙𝚖 𝚒𝚗𝚜𝚝𝚊𝚕𝚕
- 黒板太字は線が二重になった見た目で、表示名で目を引きます。
- 太字筆記体は装飾的です。段落全体ではなく、1〜2語に使いましょう。
通常の文字のままにしておきたいもの
ハッシュタグとメンション。 ハッシュタグや @メンションは、通常の文字で書いたときだけリンクになります。装飾するとリンクが切れます。
URL。 Web アドレスは絶対に装飾しないでください。リンクとして機能しなくなります。
キーワード。 X の検索は通常の文字で照合します。ある話題の投稿を見つけてほしいなら、その話題の単語は通常の文字で書きましょう。
アクセシビリティ。 スクリーンリーダーは Unicode の太字を「数学用太字大文字 B」のように1文字ずつ読み上げたり、読み飛ばしたりします。すべて装飾した投稿は、スクリーンリーダーではまったく理解できないことがあります。装飾は見出しや1つの単語にとどめ、残りは通常の文字にしてください。
仕組み
各スタイルは、通常の文字から装飾した文字への固定の対応表です。入力すると、ページがすべての英字を対応する文字に置き換え、その結果の X での重みを合計します。処理はすべてブラウザ内で行われるため、入力したテキストがどこかに送信されることはありません。
装飾した投稿を元に戻したいときは、Unicode テキスト変換(元に戻す)に貼り付ければ通常の英字に戻ります。太字のバリエーションは太字ジェネレーターに、斜めの文字は斜体ジェネレーターにそろっています。