この変換ツールでできること
おしゃれ文字のジェネレーターは、フォントを変えているわけではありません。各英字を、装飾した文字のように見える別の Unicode 文字に置き換えています。数学用ブロックの太字 𝐀、丸囲みの Ⓐ、スモールキャピタルの ᴀ、逆さの ɐ などです。だからこそコピー&ペーストしてもスタイルが残るのですが、その後の扱いが面倒になります。検索もスペルチェックもできず、編集もしにくく、スクリーンリーダーもうまく読めません。
この Unicode テキスト変換ツールは、その逆を行います。おしゃれ文字のスタイルに使われる文字を見分けて、1文字ずつ元の英字に置き換えます。
使い方
- 装飾したテキストを「装飾テキスト」欄に貼り付けます。「クリア」で空にできます。
- 「プレーンテキスト」欄で結果を確認します。入力や貼り付けに合わせて更新されます。
- 「コピー」を押してプレーンテキストをコピーします。
- 必要に応じて、欄の下にある3つのスイッチを切り替えます。初期状態ではすべてオンです。
- 「アクセントを残す」:é や ñ のような文字を残します。オフにするとアクセントも取り除きます。
- 「似た文字を修正」:英字に似せて使われたギリシャ文字、キリル文字、タイ文字などを英字に戻します。
- 「逆さ文字を戻す」:上下反転したテキストを見つけて、正しい向きに戻します。
欄の下の1行で、何かが変わったのか、もともとプレーンテキストだったのかがわかります。
変換できるもの
- 数学用の文字:太字、斜体、筆記体、ドイツ文字、黒板太字、サンセリフ、等幅
- 全角の英字でできたワイドテキスト
- 白・黒の丸囲み文字と四角囲み文字、括弧付きの文字
- 上付き文字と下付き文字の英字と数字
- スモールキャピタル
- 文字の絵文字(地域指示記号の英字)
- 反転した大文字や数字も含む逆さ文字
- 小さな文字をほかの文字の上に重ねたスタック文字
- 下線、取り消し線、斜線、上線の記号
- Zalgo とグリッチ文字
- ギリシャ文字、キリル文字、タイ文字、カナダ先住民文字、通貨記号で作った似た形のアルファベット
- ゼロ幅文字(削除されます)
日本語の入力でよく使う全角英数字も、ここでは「ワイドテキスト」と同じ扱いです。たとえば「Hello 123!」を貼り付けると「Hello 123!」になり、全角スペースや全角の記号も半角に戻ります。ひらがな、カタカナ、漢字、半角カタカナはそのまま残るので、日本語の文章に混ざった全角英数字だけを半角にそろえる用途にも使えます。
仕組み
装飾した文字の多くは、Unicode の規格の中で通常の文字への「互換」リンクを持っています。NFKC 正規化はこのリンクをたどるので、太字の 𝐀 は A に、全角の A は A になります。変換ツールはこれを1文字ずつ適用し、結果が通常の英字か数字になる場合だけ置き換えます。そのため、½ や ™ のような装飾的な記号はそのまま残ります。
このようなリンクを持たないスタイルもあります。スモールキャピタル、黒いバブル文字、逆さ文字、似た形のアルファベットは、それ自体が独立した普通の文字です。これらについては、このサイトのジェネレーターと同じスタイル定義から作った対応表を使って変換します。
線と Zalgo は仕組みが違います。これらは直前の文字にくっつく結合文字です。café のような単語の本物のアクセントは文字の一部です。下線、取り消し線、斜線の記号と、3つ以上重なった記号は装飾とみなして取り除きます。なお、ひらがなやカタカナの濁点・半濁点はこの処理の対象外で、「アクセントを残す」をオフにしても「が」や「ぱ」はそのまま残ります。
逆さ文字は、ɐ、ǝ、ʇ のような普通の文章ではまず使わない文字が含まれている場合にだけ反転します。そのため、q や d を含むだけの普通の単語には手を付けません。
変換例
以下の結果は、すべてこの変換ツールで出力したものです。
| 装飾テキスト | プレーンテキスト |
|---|---|
| 𝙃𝙚𝙡𝙡𝙤 | Hello |
| ⓑⓤⓑⓑⓛⓔ | bubble |
| ꜱᴍᴀʟʟ ᴄᴀᴘꜱ | small caps |
| ˢᵘᵖᵉʳ | super |
| ⒣⒠⒧⒧⒪ | hello |
| uʍoᗡ ǝpᴉsd∩ | Upside Down |
| sͭͣͨkͤͩ | stacked |
| U̲n̲d̲e̲r̲ | Under |
| H̴̢̦͓̾e̵͚͛l̶l̷o̸ | Hello |
| 🅿🅻🅰🅸🅽 | PLAIN |
| ԋҽʅʅσ | hello |
スイッチによって結果が変わるケースもあります。「アクセントを残す」をオフにすると、「Crème brûlée」は「Creme brulee」になります。「似た文字を修正」をオンにすると、ギリシャ語の「καλημέρα」は「κaλημέpa」になります。α と ρ がおしゃれな英字としても使われるためです。スイッチをオフにすれば、ギリシャ語の単語はそのまま残ります。
こんなときに便利
- 装飾した自分のプロフィールや名前を編集したいとき(1文字ずつ打ち直さずに済みます)
- 装飾された投稿を記事、メール、レポートに引用したいとき
- スクリーンリーダーを使う人と共有する前に、テキストを読みやすくしたいとき
- おしゃれ文字を使ったユーザー名を検索や並べ替えしたいとき
- 表示名を集めたスプレッドシートなど、貼り付けたデータを整理したいとき
- 読めなくなった呪いの文字やグリッチ文字を読むとき
制限
失われた大文字・小文字は戻らない。 大文字だけ、または小文字だけのスタイルからは、元がどう書かれていたかはわかりません。
飾りは残る。 名前の周りの星、ハート、翼など、テキストを囲む記号は本物の文字なので残ります。不要な場合は手作業で削除してください。
間隔を空けた文字と逆順の文字。 1文字ずつスペースを空けたテキストや、反転せずに逆から書いただけのテキストは、それ自体が正しいプレーンテキストなのでそのまま残ります。
本物の非ラテン文字。 本物のギリシャ語、ロシア語などのキリル文字、タイ語の文章を変換するときは、「似た文字を修正」をオフにしてください。
関連ツール
逆方向の変換をして各文字のコードポイントを確認するには、Unicode 文字変換を使います。呪いの文字ジェネレーターと逆さ文字ジェネレーターは、このページで元に戻せるスタイルのうち2つを作るツールです。