このツールで削除されるもの
特殊文字とは、普通の文字や数字と並んで使われる記号、マーク、絵のことです。# $ % & * @ ~、各種かっこ、句読点、絵文字、矢印、箇条書きの記号など、さまざまなものがあります。これらはファイル名、ユーザー名、データベースの項目、表計算ソフトへの取り込み、URL などで問題を起こします。このツールはそうした文字を削除し、残したいものだけを残します。
初期設定では、あらゆる言語の文字、数字、スペース、改行を残します。それ以外はすべて削除されます。
日本語の文章では、ひらがな、カタカナ、漢字、長音記号「ー」、繰り返し記号「々」は文字として扱われ、残ります。一方で句読点の「、」「。」、かぎかっこ、「【】」「!」「★」「♪」などは記号として削除されます。たとえば「【セール】最大50%オフ!🎉」は初期設定で「セール最大50オフ」になります。
使い方
- 文章をテキスト欄に貼り付けます。記号を除いた結果が、すぐに整えたテキスト欄に表示されます。
- 残す文字で、あらゆる言語の文字を残すすべての文字か、英語のアルファベットだけを残す A〜Z のみを選びます。
- ほかに残すものをオプションのボタンで決めます:数字を残す、スペースを残す、改行を残す、基本的な句読点を残す。
- それ以外に必要な文字があれば、ほかに残す文字に入力します。ハイフンを含む名前なら
-、メールアドレスなら@._のように指定します。 - 削除した文字の置き換えで、なしかスペースを選びます。
- コピーまたはダウンロードを押します。
ツールの下には、削除した文字の数が表示されます。
オプションの説明
すべての文字は、アクセント付きの文字のほか、ギリシャ文字、キリル文字、ヒンディー語、中国語、日本語などあらゆる文字を残します。多くの文字体系で文字と組み合わせて使う結合記号も残すので、単語が壊れることはありません。
A〜Z のみは、まずアクセント付きの文字を基本形に変えます(é は e、ü は u、ß は ss、æ は ae)。そのうえで A〜Z 以外の文字をすべて削除します。ファイル名、URL、半角英数字(ASCII)しか受け付けないシステム向けに使ってください。
基本的な句読点を残すでは、次の文字が残ります:ピリオド、カンマ、感嘆符、疑問符、アポストロフィ、ダブルクォーテーション、ハイフン、コロン、セミコロン、丸かっこ。記号や絵文字を除いて読みやすい文を残したいときに便利です。ただし対象は半角の記号だけで、日本語の「、」「。」は含まれません。日本語の句読点を残したい場合は、ほかに残す文字に「、。」と入力してください。
削除した文字の置き換え:スペースは、削除した各文字の位置にスペースを入れます。「red*green」のように記号が単語の間にあった場合でも、単語同士がくっつかなくなります。削除によって生じた連続スペースは1つにまとめられ、行頭と行末のスペースは取り除かれます。
変換例
以下の結果はすべてこのツールで実際に変換したものです。
| 入力 | 設定 | 結果 |
|---|---|---|
| Hello, World! #2024 | 初期設定 | Hello World 2024 |
| Order #4521 (paid) ** Ship to: José @ 12 Main St.!! |
初期設定 | Order 4521 paid Ship to José 12 Main St thanks |
| Café Ωmega | A〜Z のみ | Cafe mega |
| Price: $5.99 (today only)! | 基本的な句読点を残す | Price: 5.99 (today only)! |
| Email: [email protected]! | ほかに残す文字:@._ | Email [email protected] |
| red*green&blue | スペースに置き換え | red green blue |
| Wi-Fi password: abc#123! | ほかに残す文字:- | Wi-Fi password abc123 |
| Room 12B | 数字を残す:オフ | Room B |
「Café Ωmega」のギリシャ文字に注目してください。A〜Z のみでは é は e になりますが、Ω は英語のアルファベットではないため削除されます。
よくある使い道
- ファイル名:Windows や macOS で使えない / \ : * ? “ < > | などの文字を取り除きます。
- ユーザー名や ID:多くの登録フォームは文字と数字しか受け付けません。
- 表計算ソフトやデータベースへの取り込み:紛れ込んだ記号は CSV ファイルや SQL クエリを壊す原因になります。
- SNS の文章:キャプションを別の場所で使い回す前に、絵文字や飾り記号を取り除きます。
- 検索や照合:句読点に邪魔されずに商品名や住所を比較できます。
- スラッグや URL:A〜Z のみとスペースを組み合わせ、その後スペースをハイフンに置き換えます。
コツと注意点
- 単語がくっついてしまったら、スペースに切り替えてください。
- 改行を残すをオフにすると、すべての行がつながります。あわせてスペースも選ばないと、ある行の最後の単語と次の行の最初の単語がくっついてしまいます。改行をもっと細かく扱いたい場合は改行削除ツールを使ってください。
- A〜Z のみでは、ロシア語、中国語、日本語など、別の文字体系だけで書かれた文章はすべて削除されます。
- 全角の数字(03 など)は数字として残り、半角には変わりません。全角英数字を半角にそろえたい場合は、先にプレーンテキスト変換を通してください。
- SNS からコピーした太字や筆記体などの装飾 Unicode フォントは記号として扱われ、削除されます。先にプレーンテキスト変換で普通の文字に戻してください。
- スペース、タブ、空行だけを扱いたい場合は、空白削除ツールの方が適しています。ファイル名や変数名のアンダースコアには、アンダースコア削除ツールを使ってください。
仕組み
このツールは文字を1つずつ確認し、いくつかの質問をします。残す文字のリストに入っているか。改行、スペース、文字、数字、基本的な句読点のどれかで、そのグループがオンになっているか。答えが「はい」なら残し、「いいえ」なら削除するかスペースに置き換えます。文字と数字の判定には Unicode の文字カテゴリーを使っているので、どの言語の文字も正しく扱えます。
特殊文字を削除するほかの方法
Excel:Excel 365 では =REGEXREPLACE(A1,"[^A-Za-z0-9 ]","") が使えます。それより前のバージョンでは、SUBSTITUTE 関数を入れ子にするか、「検索と置換」で記号を1つずつ置換する必要があります。
Google スプレッドシート:=REGEXREPLACE(A1,"[^A-Za-z0-9 ]","") で、半角の英字、数字、スペース以外をすべて削除できます。この式では日本語の文字も削除される点に注意してください。
Microsoft Word:「検索と置換」でワイルドカードを使う設定をオンにし、[!A-Za-z0-9 ] を検索して何もない文字列に置換します。
JavaScript:text.replace(/[^\p{L}\p{N}\s]/gu, '') で、あらゆる言語の文字と数字を残せます。
Python:re.sub(r'[^\w\s]', '', text) で、文字、数字、アンダースコア、空白を残せます。