文字反転ツールでできること
文字反転ツールは、テキストを逆から書きます。最も基本的な方法はすべての文字を反転するもので、最後の文字が最初に来ます。パズル、秘密のメモ、ゲーム、回文のチェックに便利です。ただ「逆から」には別の意味もあります。単語の順序だけを逆にしたい、各単語のつづりをその場で逆にしたい、リストを上下逆にしたい、という場合です。このツールなら、5つの方法をそれぞれワンクリックで使えます。
英語だけでなく日本語にも使えます。「たけやぶやけた」を「全体」で反転すると「たけやぶやけた」のまま変わらないので、回文になっていることを確かめられます。
使い方
- 「テキスト」に入力するか貼り付けます。各オプションの動きがわかるよう、最初はサンプルが入っています。
- 「反転の方法」でモードを選びます。
- 全体:行の順序も含めて、すべての文字を反転します。
- 各行:各行の文字を反転しますが、行の位置はそのままです。
- 単語の順序:各行の単語の並びを逆にします。
- 各単語の文字:各単語のつづりを逆にしますが、単語の位置はそのままです。
- 行の順序:最後の行を最初にします。
- 「反転したテキスト」の欄は入力に合わせて更新されます。
- 「コピー」か「ダウンロード」を押します。
「単語の順序」と「各単語の文字」は、スペースで単語を区切ります。日本語はふつう単語の間にスペースを入れないので、日本語の文では1行全体がひとつの単語として扱われます。「こんにちは 世界」のようにスペースで区切られていれば、「単語の順序」で「世界 こんにちは」になります。
反転の例
以下の結果はすべてこのツールで作成したものです。2行の例では、1行目が「Hello world」、2行目が「Good morning」で、¶ は改行の位置を表します。
| モード | 入力 | 結果 |
|---|---|---|
| 全体 | Hello world ¶ Good morning | gninrom dooG ¶ dlrow olleH |
| 各行 | Hello world ¶ Good morning | dlrow olleH ¶ gninrom dooG |
| 単語の順序 | Hello world ¶ Good morning | world Hello ¶ morning Good |
| 各単語の文字 | Hello world ¶ Good morning | olleH dlrow ¶ dooG gninrom |
| 行の順序 | Hello world ¶ Good morning | Good morning ¶ Hello world |
| 全体 | stressed | desserts |
| 全体 | racecar | racecar |
| 全体 | Never odd or even | neve ro ddo reveN |
| 全体 | Was it a car or a cat I saw | was I tac a ro rac a ti saW |
「stressed」を逆から書くと「desserts」になるのは、英語でよく知られた言葉遊びです。「racecar」は反転しても同じなので回文です。最後の2行も、スペースと大文字・小文字を無視すれば回文になっています。
仕組み
テキストの反転は簡単そうに見えますが、コンピューターは目に見える文字のとおりにテキストを保存しているわけではありません。肌の色付きの絵文字は2つのコードポイント、国旗も2つでできていて、アクセント付きの文字の中には、普通の文字と別のアクセント記号の組み合わせでできているものもあります。単純な反転処理ではこれらの部品が入れ替わってしまい、アクセントが別の文字に付いたり、絵文字が2つの記号に分かれたりします。
このツールはブラウザのテキスト分割機能を使って、テキストを書記素(読む人が実際に1文字として見る単位)に分けます。その単位で反転するので、「café」の後に肌の色付きのサムズアップを続けたテキストは、同じサムズアップの後に「éfac」が続く形になり、何も崩れません。単語のモードではスペースで区切り、二重のスペースやタブも含めてスペースは元のまま残します。
主な使い道
- 回文のチェック: 単語やフレーズを反転して比べます。
- パズルや謎解き: 逆から読まないとわからないヒントを隠します。
- SNS: 逆さ読みのユーザー名やキャプションは目を引きます。
- リスト: 「行の順序」で新しい順のリストを古い順にします。
- 語学の練習: 単語を逆からつづって文字を覚えます。
- テスト: アプリが右から左に見えるテキストや絵文字を正しく扱えるか確認します。
ヒントと制限
- 反転は鏡文字とは違います。 文字の形は普通のままです。鏡に映すと正しく読める文字にしたい場合は、鏡文字ジェネレーターを使ってください。
- 大文字の位置はそのままです。 「Hello」を反転すると「olleH」になり、大文字は最後に来ます。普通の大文字にしたい場合は、あとで大文字・小文字の変換ツールにかけてください。
- 句読点も移動します。「全体」と「各行」では、文末のピリオドや句点が先頭に来ます。
- アラビア語やヘブライ語のような右から左に書く文字 は、もともと右から左に表示されています。反転すると保存される順番が変わり、思ったとおりの見た目にならないことがあります。
- 並べ替えとは違います。 行を逆にするのではなく A→Z 順に並べたい場合は、アルファベット順に並び替えを使ってください。
ほかの方法
Excel 365 と Google スプレッドシート: =TEXTJOIN("", TRUE, MID(A1, SEQUENCE(LEN(A1), 1, LEN(A1), -1), 1)) で A1 のテキストを反転できます。単純なテキストには使えますが、絵文字は分解されます。
Word と Google ドキュメント には反転の機能がありません。マクロかアドオンが必要です。
コード: JavaScript では、[...text].reverse().join('') の方が text.split('') よりほとんどの絵文字をうまく扱えますが、すべての書記素を崩さずに保てるのは Intl.Segmenter だけです。Python では text[::-1] で文字列を反転でき、' '.join(text.split()[::-1]) で単語の順序を反転できます。
逆から書いたテキストをいくつもコピーしたいときは、テキスト繰り返しツールに貼り付けてください。